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会長ご挨拶

President Greetings

 同窓生のみなさん、こんにちは。

 

 皆さんもご周知のとおり、広島音楽高等学校は休校まであと2学年となりました。このまま母校が休校に向かうことは大変残念でもありますし、まだ継続するための方法もあるのではないかと、いまだにふと思います。しかし現実は厳しく、母校が抱える問題は何よりも高く立ちはだかっております。

 

 私は昨年から在校生の皆さんと一緒に合唱をしたり、先生方の話を聞いたり、幸いなことに母校に接する機会が増えました。

そうしていくうちに、今まで音楽高校の休校にばかり捕らわれていた窮屈な思いがみるみる解放されていくのを感じるのです。誰よりも悲しい思いをしているはずの生徒達は屈託なく音高生活を楽しみ、先生方も懸命に教育、指導に力を入れておられます。研井校長のアイデアで生徒達を色々な芸術に触れさせ、羨ましいほど充実しているのです。哀れみを持って母校におじゃましていた私はすぐに恥ずかしくなり、考えをあらためました。母校の存続をくよくよ考えるよりも、今この生徒達を応援してあげよう、一生懸命頑張っている先生方を応援してあげようと!

 

 私たちが想像しているよりもはるかに音楽高校は高みを目指して駆け上がっています、そして必ずや有終の美を飾ってくれると確信しております。

 

 同窓会会員の皆様、音楽高校に携わられてきた皆様、最終楽章を聴かずして何を語れましょう?

最後まで見守り、応援し、感謝して拍手を送ろうではありませんか!

 

 

平成27年6月吉日

 

広島音楽高等学校同窓会

会長 高垣 聡

 

 

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